2024.02.15
リハビリ通信④~春に向けて足を動かそう~
こんにち。作業療法士の橋本です。
2月も半ばになりましたね。
今年は比較的暖かい日が多く、2月でも早々に春の足音が聞こえてきていますね。
春になったら外に出たいなと考えている方も多いのではないでしょうか?
お出かけだけでなく、お散歩や日光浴など、春になると外に出て光や風を浴びたくなるかもしれません。
歩いて行くにせよ、車椅子で行くにせよ、外に出るなら足を踏ん張る機会が増えます。
そこで今回はお出かけに備えて足の準備運動をお伝えしようと思います。
足の運動と聞いて太ももやふくらはぎの運動を思い浮かべる方が多いですが、足の裏で地面をしっかりと掴むことは踏ん張るための基本でとても大事です。
今回は足の裏の運動を中心に紹介します。
すべてを行う必要はないので、やりやすいことを1つでも行ってください。
①軽くマッサージ
足の裏の外側・内側を摩りましょう。気持ちがいい程度の力で行いましょう。だんだんと足指が開きやすくなります。
②足裏でボールを転がす
しっかりした椅子かベッドに座って、テニスボールくらいのボールを足裏の土踏まずのあたりで踏んでころころと転がします。気持ちいい程度に刺激を入れ、足裏の筋肉を柔らかくしましょう。
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③足指でグー・チョキ・パー
足指でグー・チョキ・パーと5~10回動かします。はじめは上手く動かなくても力を入れることが大切です。行っているうちにだんだんと動きやすくなります。
④タオルギャザー
タオルを床に敷き、足指を曲げる力でタオルを手繰り寄せます。上手くできるとタオルが足の下でギャザーになっていくのでタオルギャザーと言います。こちらも行っているうちにだんだんと上手くなります。
足裏を柔らかくして、足裏や足の甲の筋肉を動かしやすくすると、しっかりと地面を掴めるようになり、踏ん張りやすくなります。
ぜひ行ってみてください。